カメラレイヤーを作ったときの注意点
カメラレイヤーには目標点があるレイヤーとないレイヤーの2つある
目標点あり : 2ノードカメラ
目標点なし : 1ノードカメラ
「 Ctrl + Alt + O 」(レイヤー > トランスフォーム > 自動方向)で変更可能。
最初は目標点を追う設定になっているため、必要なければオフにする
※首を振る動きが多いときは「目標点あり」がいい
基本は、2ノードカメラ、プリセット35mm、被写界深度を使用のチェック外す
┗動きを付けた後フォーカスするために被写界深度を使用のチェックを付ける
┗フォーカスはカメラオプションの「絞り」と「フォーカス距離」で調整
※ドラフト3D表示にしている場合はボケが反映されないので注意
※2ノードカメラで目標点を変更する場合は「トップビュー」で操作すると◎
1つのオブジェクトにずっとフォーカスを当てることもできる
┗カメラと対象のレイヤーを選択した状態で
レイヤー > カメラ > フォーカス距離をレイヤーにリンク を押す
2ノードカメラの場合、常に目標点にフォーカスを当てる設定も可能
┗カメラオプション > フォーカス距離にエクスプレッションを追加
length(position,pointOfInterest)を記入
カメラレイヤーの操作方法(すべてAltを押しながら操作)
周回モード (左クリック): 目標点を中心にぐるぐる
┗ 目標点がないカメラで動かしたあと目標点をオンにするとズレるので注意
その場合は「方向」の全ての数値を0にすると戻る
パンモード(ホイール押し) : カメラが撮影している面と平行にすいすい
┗ 唯一目標点も一緒に動かしてしまうカメラ操作
そのため目標点がある構図を整える場合は目標点の数値で調整する
ドリーモード(右クリック) :引いたり寄ったり
※構図をずらしたい場合は、カメラを動かすように意識する
※AEのバージョンが上がって仕様変わったみたい
※目標点設定後に使用すると目標点がズレるから、目標点に沿ったカメラ操作ができるverに変更(集会モード・ドリーモードをそれぞれ長押し+上から3つ目のに変更)
オブジェクトを配置するときの注意点
・オブジェクトはカメラレイヤーを作成してから3D化する
┗順番を逆にすると配置ズレが発生するので要注意
・地面となるレイヤーはグリッドエフェクトを追加して調整するとわかりやすい
┗3Dビューをアクティブカメラからフロントビューにすると
カメラ視点から真正面視点に切り替わる
AEのカメラワークの便宜上の原点
( 960 , 540 , 0 )が原点。コンポジションの中心。
グラウンドレベルを540にしたほうがレイヤーを扱いやすい上、
あとで追加する際も、地面の高さ540だとすぐ思い出せる。
カメラワークを停止させたいのに動いてしまう場合
停止させたい最初のキーフレームを「停止したキーフレームの切り替え」にする
なめらかなカメラワークにするには
1 : 目標点や位置で引いたパスをなめらかに
2 : 速度グラフをなめらかに
・0地点のアンカーは停止だから上げないように
・ひらすら動かしてなるべく曲線に